飛天頌歌 (1995)

基本
作品名(英) Hiten Shōka
作品名(独) Hiten Shōka
作品記号 106
作品年 1995
ジャンル オーケストラ/協奏
演奏時間 17分
楽器 Erhu, Orch
楽譜・譜面

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曲目解説

中国、敦煌。その砂に埋もれた莫高窟の暗がりのなかで、手に手に楽器を携え、さまざまな姿態で飛び交う飛天。千年ものあいだ、どのような音(ね)を響き交わして来たのか……。また、洞窟のあらゆる面をおおい尽くすまでに画きに画きこんだ画工たち。これほどまで彼らをつき動かし描かせたものは何だったのか……。飛天の奏でる楽の音に想像を馳せる時、私は無名の画工たちに畏敬の念を抱かずにはいられない。二胡とオーケストラに託したこの作品を<飛天>のみならず、それを描いた画工たちへの頌歌ともしたい。

なお、 「飛天頌歌」は、「飛天楽」(雅楽、聲明、打楽器群/1981年)、「飛天生動Ⅰ」(龍笛、笙、篳篥/1983年)、「飛天生動Ⅱ」(マリンバ・デュオ/1983年)、「飛天生動Ⅲ」(マリンバ独奏/1987年)と続いた、私の<飛天シリーズ>の第五作目にあたる。

初演:1995年9月17日/ネスカフェ・ゴールドブレンドコンサート/サントリーホール/指揮:石井眞木/二胡独奏:Jiang Jianhua/新日本フィルハーモニー交響楽団

中国初演:1998年6月20日/北京音楽庁/指揮:張芝/二胡独奏:Yu Hongmei/中国放送交響楽団

石井眞木