森の心象(ｲﾒｰｼﾞ ｲﾝ ｻﾞ ﾌｫﾚｽﾄ) (2001)
| 作品名（英） | Image in the Forest |
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| 作品名（独） | Image in the Forest |
| 作品記号 | 120 |
| 作品年 | 2001 |
| ジャンル | 独奏楽 |
| 演奏時間 | 10分 |
| 楽器 | hp |
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曲目解説
私の第二の拠点であるベルリン（旧西ベルリン）は鬱蒼とした原始林を含めた森林の多い都会である。特に東西ドイツが統一してからは旧東ドイツも身近になり、さらに広大な森林を獲得した形になった。私のベルリン生活では、このような森林を逍遥することが日常生活の欠かせない一部で、ここではさまざまな鳥たちが囀り、小動物が走り、風が樹木に響きわたる。
この作品では森林の響きの具体的なイミテーション（模倣）はないが、森の心象、すなわち、さまざまな森の響きから生まれる意識内のある形、あるいは、内的に浮遊するある音楽の断片などから生まれたハープ独奏曲なのである。
初演：19.10.2001/｢篠崎史子リサイタル｣/東京文化会館/Hp. 独奏:篠崎史子
石井眞木