アルタネーション I (1984)
| 作品名(英) | Alternation I | 
|---|---|
| 作品名(独) | Alternation I | 
| 作品記号 | 058 | 
| 作品年 | 1984 | 
| ジャンル | 室内楽 | 
| 演奏時間 | 14分 | 
| 楽器 | alt-sax, mba | 
| リコーディ音楽出版社本社 | |
|---|---|
| 住所 | G. Ricordi & Co. Bühnen - und Musikverlag GmbH Stralauer Allee 1 10245 Berlin ドイツ (Germany) | 
| 電話 | +49 (0)30-52007-08 | 
| ファクス | +49 (0)30-52007-1333 | 
| メール | umpg.classical@umusic.com | 
| 日本の代理店:株式会社ヤマハミュージックメディア(出版部) | |
| 電話 | 03-6894-0250(代表) | 
| メール | ymeg-ymm-pub-hire@gmx.yamaha.com ymm-hire-SMB@music.yamaha.com | 
| 研究スコア販売(世界中):ミュージク・ショップ・ユーロプ | |
| ホームページ | Music Shop Europe | 
曲目解説
この作品は「即興」をテーマにしたものだが、正確に言えば、「管理された即興性」の問題を主眼としている。
タイトルに ALTERNATION (交互)とあるように、アルトサックスフォンとマリンバは、短い例外的な箇所を除いて、曲全体で常にこの問題に直面する。すなわち、両者の一方が、 作曲者によって書かれた確定的音形を奏する時、 他方はこれに対して<即興的>に対応(演奏)する、ということが、曲全体で<交互>に行われる。そして、演奏家がこのイムプロヴィゼーションを如何に演奏するか、が問題の核心であるが、 作曲者が書いた確定的な音形に、演奏家は、近似(類似/シュミルテュード)な音形を中心に演奏することが非常に重要だ。
この<近似音形>によって管理される即興とは、換言すれば、この作品への<様式的な統一への、演奏家の創造的な積極参加>があり、これがもう一つの秘されたテーマなのである。
石井眞木、1998年
 
		

