魄 = この世に残り留まる心霊 = (1985)
| 作品名（英） | Haku - the spirit which remains behind in the material world - |
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| 作品名（独） | Haku - Die der irdischen Welt verhaftete Seele - |
| 作品記号 | 062 |
| 作品年 | 1985 |
| ジャンル | 室内楽 |
| 演奏時間 | 18分 |
| 楽器 | shakuhachi, shamisen, koto |
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曲目解説
昔、人が死ぬと魂と魄に分かれ、魂は天上に、魄は地上にとどまると考えられた。魂は天からうける陽のたましいで精神の働きをし、魄は地からうける陰のたましいで肉体の生命をつかさどるともいわれる。
邦楽4人の会のために書かれたこの作品は、そういった考え方から触発をうけたもので発せられた音が、響きが、「地」をただよい留まり、密度を形成してゆく特異な音世界の表出を意図している。
石井眞木