讃春 (1993)
作品名(英) | San-Shun |
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作品名(独) | San-Shun (Lob des Frühlings) |
作品記号 | 098 |
作品年 | 1993 |
ジャンル | 独奏楽 |
演奏時間 | 8分 |
楽器 | ryuteki |
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曲目解説
今回日本初演される「讃春」は、芝祐靖氏のために書かれたもので、雅楽に伝わる、春の調子である双調の雅楽曲「酒胡子(しゅこうし)」の旋律の内のいくつかの断片が作品の核となっている。そして、それが変形と回帰をくりかえす。いわば、龍笛の伝統的な奏法が、次第に現代的な奏法に移行し、回帰し、さらに変形していくところに、龍笛独奏の新しい世界を求めた作品である。
初演:1993年12月12日/コルゾ・シアター・ハーグ/オランダ; 龍笛:芝祐靖
石井眞木、1994
この「讃春」は、龍笛の名人、芝祐靖氏のために書かれたもので、雅楽に伝わる、春の調子である双調の雅楽曲「酒胡子(しゅこうし)」の旋律の一断片が作品の<核>となっている。そして、ここでは、その核を踏まえて、龍笛の伝統的な奏法と、その奏法が次第に現代的な奏法に移行していくところに、新しい龍笛の世界を求めた作品である。
石井眞木、1993